2012年1月17日火曜日

骨粗鬆症の方へのインプラント

骨粗鬆症の方にも、インプラント治療は出来ます。

インプラント治療を受け、長期にわたって問題なく機能している、
骨粗鬆症の方も大勢おられます。

ただ、従来のインプラント治療では、
インプラントと骨がひっつくのに3~4か月待ちますが、
当院では、骨粗鬆症の方には、6~8カ月、待っていただくように
しております。

骨粗鬆症の方で、ビスホスホネート製剤を使用している場合には、
インプラント治療は出来ない場合があります。


2012年1月16日月曜日

インプラントの形や組成について

インプラントの形は、ねじのようなものや円柱状(シリンダー)、
歯根型(テーパード)のものがあります。

多くのインプラントは、純チタンか、チタン合金でできています。

インプラントの表面は、骨とひっつきやすくするために、
様々な表面処理がなされているものが主流です。


2012年1月11日水曜日

骨を増やす治療について

サイナスリフト・ソケットリフト法

上あごの骨の中、奥歯付近の歯の上には、
「上顎洞(じょうがくどう)」という空洞が骨の中で広がっています。

その上顎洞のため、インプラントを埋入する際に、
十分な骨量がない場合が多くあります。

インプラントを希望する場合、骨の幅は1センチ前後は必要です。
それに満たない場合は骨の増強治療が必要となります。

また、歯がない状態を放置する事により、骨が更に薄くなる事もあります。

その場合、骨の厚みに合わせて歯茎も下がっていきます。

インプラントを行う場合は、骨の縮小量が大きければ大きいほど、
骨を増やす治療の必要度が高くなります。

2012年1月10日火曜日

骨を増やす治療(GBR法)について

インプラント埋入のためにおこなわれる骨の再生治療です。

歯を抜いた後は、歯ぐきと骨に大きな穴ぼこが空きます。
その穴は、時間と共に少しずつ塞がり、数ヶ月後にはきれいになります。

しかし、その時にインプラント治療をするのに十分な骨がない時があります。
そこで、骨を造成するために行う治療が、GBR法です。

骨の「高さ」や「幅」が少ないと、インプラントを埋入する時に
治療が出来なくなるので、インプラント治療を最初から希望されている場合は、
抜歯と同時にこれらの治療を受けられる事をお薦めします。

土台から着実に取り組めば、状態の良いインプラントを完成させる事が出来ます。

最低数ヶ月はかかる治療ではありますが、
インプラントは今後何年、何十年と使う歯です。
だからこそ確実な治療を行いたいものです。


2012年1月7日土曜日

インプラント

歯を抜いて間もな時には、ご飯が多少食べづらくなります。
ご飯が食べられないわけではないですし、しばらくすると慣れてくると思います。

しかし、歯というのは、1本無くなることにより、その負担が他の歯にかかってくるのです。
つまり、将来的に他の歯がダメになる可能性が高まります。

そのためにも、そこを何らかの形でカバーしてあげないといけません。
その治療法の中でベストな方法がインプラントです。

インプラントとは人工の根っこを骨の中に埋め込む治療法です。
その上に土台をいれて被せ物をするという治療です。

他の歯(横の歯)に迷惑をかけることなく、今までと同じように咬むことができます。

インプラント治療が確立する前までは、大きくわけて2つの方法がありました。

そのうちの1つが、ブリッジといって、
抜いた歯の前後の歯を削って橋渡ししてあげる方法があります。

この治療は結構噛めますが、汚れが溜まりやすく、お掃除がしにくく、
健康な歯も削らないといけないのであまりおすすめできません。


もう1つは、留め金をつけた取り外し式の入れ歯です。

髪の毛1本入っても気持ち悪いお口の中に、入れ歯を入れるということは
気持ち悪いです。
慣れが必要なのと、他の2つの治療と比べて咬みづらいです。
総入れ歯ですと、咬む力が元の4分の1以下になるということがわかっています。


この2つの方法と比べると、インプラントは、ほとんど自分の歯と変わらないぐらい
食事をしたり、会話を楽しんだりすることができます。

あと、みなさん心配されていることは、手術をするという事だと思います。

手術と言っても想像しているような大変なものではなく、
3時間ほどで終わりますし、治療中は麻酔薬を点滴でいれることにより、
ほとんど寝ている状態で起きた時には終わっています。

入院の必要もないですし、その日のうちにご自宅に帰れます。

ただし、術後は少しお薬が残っているせいか、少しふらついたりする場合が
ありますので、車や自転車の運転は控えていただき、
可能であれば付き添いの方に来て頂くとより安全です。

治療後ですが、傷口を治そうと血液がたくさん集まってきますので、
腫れるのと、痛みは必ずといっていいほどでます。

ですが、
これに関しては時間が解決する部分なので、落ち着くまでの間の痛みは、
お薬で、腫れもなるべく抑えるようにお薬をだします。

ピークは、だいたい術後の2日後なので、そこから徐々に良くなっていくと思います。

治療期間ですが、インプラントを埋めてから、骨に根付くまで約3ヶ月かかります。

根付いたら、一度頭を出し、歯茎の形を整えるための上物をインプラントにとりつけます。

早い人で、2週間ほどで歯茎がきれいになるので、
次は被せ物をつくるための型取りを致します。
それを元に技工士さんが土台を作り、かぶせ物ができあがってきます。


2012年1月6日金曜日

根っこの先に膿がたまってしまった

「根っこの先に、膿がたまってしまった場合、抜歯をしてインプラントにするべきかどうか?」
患者様からこのような質問をいただきました。


根っこの先に膿がたまってしまった場合の治療法として、次の3つが上げられます。

1、歯の根っこの治療をする。
2、歯ぐきを切って膿を抜く治療をする。(歯根端切除術といいます)
3、抜歯

1の場合ですが、歯医者は基本的に歯を治すところですので、
根っこの治療をして歯を残せる場合には、基本的にはこれを選びます。

しかし、最近の患者さんの中には、根っこの治療に過剰な期待をされておられる方も
おられます。

根っこの治療をする=必ず治るというわけにはいきません。

何%かの歯は、確実に抜歯になります。



2の場合、某口腔外科の統計によると、歯根端切除術の成功率は30%
という統計があります。

つまり、7割失敗します。

もし、歯医者で「歯根端切除をしましょう」と言われたら、
その歯にとって最後の治療と認識してもいいと思います。


3の抜歯ですが、どうしても、治療をして根っこの先の膿が治らないと判断した場合、
インプラントを入れるための骨がなくならないように、できるだけ早めに
抜歯をすることをお勧めします。

膿のために骨がなくなると、インプラントがやりにくくなるか、出来なくなることもあります。
これらの場合、最も重要なことは、根っこの先の膿が治りそうかどうか?
の診断にあります。