2012年1月6日金曜日

根っこの先に膿がたまってしまった

「根っこの先に、膿がたまってしまった場合、抜歯をしてインプラントにするべきかどうか?」
患者様からこのような質問をいただきました。


根っこの先に膿がたまってしまった場合の治療法として、次の3つが上げられます。

1、歯の根っこの治療をする。
2、歯ぐきを切って膿を抜く治療をする。(歯根端切除術といいます)
3、抜歯

1の場合ですが、歯医者は基本的に歯を治すところですので、
根っこの治療をして歯を残せる場合には、基本的にはこれを選びます。

しかし、最近の患者さんの中には、根っこの治療に過剰な期待をされておられる方も
おられます。

根っこの治療をする=必ず治るというわけにはいきません。

何%かの歯は、確実に抜歯になります。



2の場合、某口腔外科の統計によると、歯根端切除術の成功率は30%
という統計があります。

つまり、7割失敗します。

もし、歯医者で「歯根端切除をしましょう」と言われたら、
その歯にとって最後の治療と認識してもいいと思います。


3の抜歯ですが、どうしても、治療をして根っこの先の膿が治らないと判断した場合、
インプラントを入れるための骨がなくならないように、できるだけ早めに
抜歯をすることをお勧めします。

膿のために骨がなくなると、インプラントがやりにくくなるか、出来なくなることもあります。
これらの場合、最も重要なことは、根っこの先の膿が治りそうかどうか?
の診断にあります。


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